腰痛と浮き指
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筋力低下
こんにちは。
院長の熊倉です。
今回は浮き指、足元の土台と腰痛の関連性についてお伝えします。
みなさんはその場に立って、足の指がしっかり床や地面に着いていますか?
着いていなくても床や地面を掴むように踏ん張れますか?
もしくは曲げられますか?
これらができるか否かで、この先の筋肉の状態、腰痛などのリスクに差が出てきます。
できない子どもさんで心配になるのが、サルコペニア症候群(若年性筋力減少症)です。
若いうちから骨格を支える筋肉量が低下します。
身体を支える筋肉でもっとも大きな腸腰筋は体幹にありますが、このインナーマッスルの筋力が減少すると不良姿勢に拍車をかけ、自律神経の機能低下、物事に対する意欲の減退などが起こります。
大人の場合、筋力低下の進行、バランス能力・運動機能の低下。
それに伴い腰から足元にかけて関節のゆがみ、ブレが大きくなり、外反母趾変形、膝、股関節の変形、腰痛、ギックリ腰、脊柱管狭窄症といった症状に悩まされる可能性が高まります。
これらの症状を抱えると高齢になったとき、寝たきり予備軍となりかねません。
対策としては、いまからでも足趾の動きを意識しながら、歩く、走るを習慣にすることです。